本文へスキップ

TripRoutes

Asia Travel Magazine

チャトゥチャック週末市場、朝8時に歩く3つのゾーン
ショッピング 🇹🇭 Thailand

チャトゥチャック週末市場、朝8時に歩く3つのゾーン

バンコク・チャトゥチャック週末市場を朝8時に歩く攻略ガイド。古着・タイ雑貨・カオマンガイの3エリアを具体的なルートで紹介。混雑前の静かな朝の市場をふらっと満喫。

| 8分

バンコク最大の週末市場、チャトゥチャック。8,000を超える屋台が迷宮のように広がるその場所は、昼前になれば人波に飲み込まれてしまいます。でも朝8時台のチャトゥチャックは、別の顔を見せてくれます。

ベストな訪問時期・時間帯

チャトゥチャック週末市場が開くのは、土曜・日曜の早朝から午後6時頃まで。なかでも朝8時〜10時のあいだが、地元の人たちと静かに市場を歩ける唯一の時間帯です。観光客が本格的に押し寄せるのは11時以降。それ以前の市場には、売り手が準備を整えながら店先で一服している光景や、地元のお客さんが顔なじみの屋台でタイ式の朝ごはんを食べる日常の空気が残っています。

季節的には11月〜2月のドライシーズンが歩きやすく、湿度も比較的低いため早朝散策に向いています。3月〜5月は猛暑になるため、朝8時でもすでに蒸し暑さを感じることがあります。雨季(6月〜10月)でも午前中は比較的天気が安定しており、むしろ人が少なくなる穴場の時期でもあります。スコールが来る前に切り上げる計画を立てると安心です。

朝8時に歩くべき3エリア・5スポット

ヴィンテージ古着エリア(セクション2・3番)

チャトゥチャックの入口に近いセクション2・3番エリアには、タイ国内外から集まるヴィンテージ古着の店が軒を連ねています。朝8時台は棚が整然と並び、掘り出し物を探すのに最適な時間。アメリカやヨーロッパから輸入されたデニムジャケットや古いTシャツが、200〜500バーツ(約800〜2,000円)ほどで並んでいます。地元の若者たちが開店直後に訪れ、静かに生地を確かめながら選んでいる姿が印象的なエリアです。早朝は売り手の気持ちにも余裕があり、値段交渉にも応じてもらいやすい雰囲気があります。

地元民が知っていること: 入口正面の目立つ店より、路地を一本奥に入った店のほうが値段が安く、品揃えも個性的。

タイ雑貨・クラフトエリア(セクション24・25番)

市場の中央付近に位置するセクション24・25番は、タイ北部のチェンマイや東北部イサーン地方から仕入れた手工芸品や陶器、布製品が並ぶエリアです。手染めのコットンポーチ、象をモチーフにした木彫り、バティック柄のスカーフなど、大量生産品とは異なる質感の品々が見つかります。朝の光の中で色鮮やかな布が並ぶ光景は、市場ならではの美しさがあります。値段は観光地のショッピングモールより30〜50%ほど安く、100〜800バーツの幅広い価格帯で揃っています。

地元民が知っていること: 同じ商品でも隣の店と価格差があることが多い。2〜3店舗で価格を比較してから購入するのが鉄則。

カオマンガイ屋台(市場南側フードエリア)

チャトゥチャックの南側には、地元の人たちが朝ごはんを食べに集まるフードエリアが広がっています。なかでも人気なのが、柔らかく炊き上げた鶏肉をご飯の上に乗せたタイ式チキンライス「カオマンガイ」の屋台。スープ付きで50〜60バーツ(約200〜240円)という価格は、観光客向けのレストランの半額以下。売り手のおばちゃんが手慣れた手つきで肉を切り分ける様子を見ながら待つ、その時間も含めて市場の朝ごはん体験です。早朝から仕込みを始めているため、9時頃には蒸し鶏の柔らかな香りが漂ってきます。

地元民が知っていること: テーブルに置かれた4種類のタレ(甘辛・ショウガ・醤油系・唐辛子)を混ぜながら食べるのがタイ流。醤油系+唐辛子の組み合わせが地元で人気。

タイティー専門スタンド(市場内カフェエリア)

歩き疲れたら立ち寄りたいのが、鮮やかなオレンジ色が目を引くタイティー専門のスタンドです。濃く煮出したセイロンティーにコンデンスミルクを混ぜ、クラッシュアイスをたっぷり入れた「チャーイェン」は、暑い朝のチャトゥチャックには欠かせない一杯。市場内にはいくつかのスタンドがありますが、地元の人が並ぶ店を選ぶのが正解です。プラスチックカップに入った姿もそのままフォトジェニックで、市場の雰囲気と相まって記憶に残る一枚が撮れるスポットでもあります。

地元民が知っていること: 「ワーン ノイ(少し甘めに)」と伝えると、コンデンスミルクの量を調節してくれる店が多い。甘さが苦手な方は一言添えてみて。

アンティーク陶器・バンコク雑貨コーナー(セクション1番)

BTS Mo Chit駅からのメインゲートに最も近いセクション1番は、タイ古陶器やアジアンアンティーク、バンコクらしいデザイン雑貨を扱う店が集まるエリアです。王朝時代の陶磁器の欠片を使ったアクセサリーから、タイの花市場をモチーフにしたポストカード、バンコクの街角写真を印刷したトートバッグまで、ここにしかない品が揃っています。朝8時台は光の入り方が美しく、店主が商品を並べながら話しかけてくれることもあり、品物の背景にある話を聞ける貴重な時間です。

地元民が知っていること: アンティーク品は真贋の確認が難しいため、購入前に「これはオリジナルですか、レプリカですか」と英語で確認するのがマナー。店主は正直に答えてくれることが多い。

朝8時スタート・おすすめ動線

効率よく3エリアを回るには、**北側のゲート(BTS Mo Chit駅側)**から入るのが基本です。

07:45 BTS Mo Chit駅に到着、市場へ向けて徒歩移動(約8分)

08:00 セクション1番・アンティーク陶器コーナーを入口から順に見学(約20分)

08:20 セクション2・3番・ヴィンテージ古着エリアへ移動(徒歩5分)。店が開き始めた棚をゆっくり確認(約30〜40分)

09:00 セクション24・25番・タイ雑貨エリアへ移動(徒歩7分)。土産物の本命ゾーン(約30分)

09:30 南側フードエリアへ移動(徒歩5〜7分)。カオマンガイで朝ごはん(約20分)

10:00 タイティースタンドでチャーイェンを購入、出口へ向かいながら飲む

10:15〜10:30 市場を出て、BTS Mo Chit駅または近くのカフェで休憩

この動線を守れば、暑さが本格化する前に主要スポットを回り切ることができます。昼前まで滞在する場合は、飲み水を事前に確保しておくことを強くおすすめします。

予算・アクセス・予約について

チャトゥチャック市場への入場は無料です。事前予約も不要で、土日の朝に足を運ぶだけでOK。

アクセス

一日の目安予算(朝8時〜11時の3時間コース)

カードが使える店も増えていますが、小規模な屋台や古着店は現金のみの場合がほとんど。タイバーツの現金を事前に用意しておきましょう。空港やBTS駅近くの両替所が一般的に使いやすいレートです。

知っておきたい実用ヒント

おわりに

朝8時のチャトゥチャックには、観光地でも商業施設でもない、生きた市場の時間が流れています。売り手が一日を準備し、地元の人たちが静かに朝ごはんを食べ、路地の奥から湯気と香辛料の香りが漂ってくる——その空気は、昼の喧騒の中では決して見えてこない市場本来の表情です。次のバンコク旅では、少しだけ早起きして、この静かな朝の迷宮に足を踏み入れてみてください。

🏨 おすすめ宿泊

センタラ グランド アット セントラル プラザ ラープラオ バンコクセンタラ グランド アット セントラル プラザ ラープラオ バンコク⭐ 5.0 · 8.8/10 (20,787) · ¥13,770 1泊 ザ クォーター ラープラオ バイ UHGザ クォーター ラープラオ バイ UHG⭐ 4.0 · 9.0/10 (21,110) · ¥10,793 1泊 ザ クォーター アリ バイ UHGザ クォーター アリ バイ UHG⭐ 4.0 · 8.9/10 (18,015) · ¥11,444 1泊

Agoda アフィリエイトリンク — クリックすると料金比較ページに移動します。