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여행의 발견

Asia Travel Magazine

世界遺産の路地に漂う湯気——ホイアン「カオラウ」だけを30年守る老舗の朝
グルメ 🇻🇳 Vietnam

世界遺産の路地に漂う湯気——ホイアン「カオラウ」だけを30年守る老舗の朝

世界遺産ホイアンの路地裏で、カオラウ一品を30年守る老舗屋台の朝を追う。古井戸の水が生む唯一無二の麺と、提灯揺れる早朝の旧市街をご紹介。

| 7分

提灯の光がまだ路地に揺れる早朝、ホイアンの石畳には湯気が立ち上っています。ベトナム中部の世界遺産都市ホイアンに、カオラウただ一品だけを30年以上作り続ける屋台があります。観光地として名高いこの街の、もうひとつの朝の顔をじっくりお届けします。

ベストな訪問時期・時間

ホイアンのカオラウ屋台が最も生き生きとしているのは、早朝6時から8時の間です。地元の人たちが仕事前に立ち寄り、観光客が街に出てくる前のこの時間帯だけが、屋台本来の空気を体感できる窓口です。麺が売り切れ次第終了となるため、7時を過ぎると席が埋まり始め、8時半には看板が下りることも珍しくありません。

季節としては11月〜3月の乾季が過ごしやすく、早朝の気温も25度前後と穏やか。4月以降は湿度と気温が上がり、屋台の熱気も相まって体力を消耗しやすくなります。ランタンフェスティバル(旧暦毎月14日)の前夜は街全体が混み合うため、静かな朝を狙うなら祭日を避けるのが賢明です。

カオラウを中心とした核心スポット・体験

カオラウ老舗屋台(提灯路地の角)

路地を一本入ると、年季の入った木製の椅子とプラスチックのテーブルが静かに並んでいます。ここで供されるカオラウは、太めの米粉麺に豚肉のスライス、揚げた麺の欠片、もやし、そして香草を重ねた一杯。他の麺料理と一線を画すのは、ホイアンの古井戸「バーレー井戸」の水だけを使って麺を仕込むという、30年変わらぬ製法です。その水が生む独特のコシと、灰汁(木灰の水)による淡い黄みがかった色が、どこにも真似できない味を作り出しています。

バーレー井戸(カオラウの命水)

ホイアン旧市街の中心部からほど近い場所に、樹齢数百年とも言われる石造りの古井戸があります。カオラウの麺はこの井戸の水でなければ本物ではないと、地元の料理人たちは口を揃えます。水のミネラル成分と独特のpHが、米粉の生地に特有の弾力とほのかな風味を与えるとされ、同じ製法でも他の水を使うと食感が変わってしまうと言われています。観光客も立ち寄れる史跡として開放されており、井戸の縁に残る使い込まれた溝が、長年の生活の痕跡を静かに語っています。

ホイアン旧市街・提灯路地(ランタン・アレー)

旧市街の石畳の路地に、色とりどりの絹製提灯がいくつも連なるこの一角は、ホイアンを象徴する風景のひとつです。日中は観光客で賑わいますが、夜明け前から早朝にかけては提灯の灯りだけが静かに揺れ、屋台から流れる湯気と相まって、時間が止まったような空気が漂います。カオラウを食べ終えた後、一杯のベトナムコーヒーを手に路地をゆっくり歩くだけで、旅の記憶として長く残る朝になるでしょう。

ホイアン市場(Chợ Hội An)

カオラウの食材が集まる地元の市場は、屋台から徒歩5分ほどの距離にあります。早朝5時から開き、香草・もやし・米粉・豚肉などカオラウの材料を地元の商人が並べる様子は、料理の背景を知る格好の入口です。市場内の食堂エリアでは、カオラウのほかにバインミーやフォーも楽しめ、地元の人に交じって朝食を済ませる旅人の姿も見られます。観光客向けの土産物コーナーも隣接しており、ドライの香草やカオラウの乾麺をお土産として購入することもできます。

来遠橋(日本橋)

17世紀に日本人商人が架けたとされる屋根付き木造橋は、ホイアンを代表する史跡のひとつです。早朝、橋の上から望む運河の風景は柔らかな光に包まれ、日中の混雑がまるで嘘のような静けさがあります。橋に隣接する小さな廟には地元の人が線香を手向けており、生活の中に溶け込んだ信仰の姿も垣間見えます。カオラウの朝食を終えた後、ここまで徒歩で歩いてひと休みするルートが、旧市街の朝の定番コースになっています。

動線のすすめ

カオラウ屋台と旧市街の朝を半日で巡る、実用的なルートをご紹介します。

全行程の歩行距離は約2〜3km。平坦な石畳のため体力的な負担は少なめですが、歩きやすいフラットシューズ推奨です。

予算・移動・予約

食事・入場の目安(1人)

移動手段

予約について

꼭 알아둘 팁(必ず知っておきたいヒント)

しめくくりに

カオラウは単なる麺料理ではなく、ホイアンという土地の水・気候・歴史が凝縮した一杯です。30年間、ただその一品を丁寧に作り続ける屋台の朝は、観光地の喧騒とはまったく別の時間が流れています。早起きして、提灯の光の中で湯気を追いかけてみてください——その朝の記憶は、きっと長く残るはずです。旧市街の共通チケットを手に、ぜひ早朝6時からのホイアンを歩いてみてください。日記、続きます。

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