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여행의 발견

Asia Travel Magazine

観光客が素通りする路地に、ホイアン最古のバインミー屋台がある
グルメ 🇻🇳 Vietnam

観光客が素通りする路地に、ホイアン最古のバインミー屋台がある

ホイアン旧市街のランタン通り裏、夕暮れだけに現れるバインミー屋台を中心に、路地裏の5スポットを丁寧に紹介。アクセス・価格・おすすめ時間帯も完全ガイド。

| 8分

ホイアン旧市街のランタン通りを歩いていると、ついカメラを向けたくなる提灯の光に目を奪われ、その一本隣の路地には気づかずに通り過ぎてしまう。けれど夕暮れ時、その細い路地の奥に煙が立ちはじめると、地元の人たちは迷いなく吸い込まれていく。ベトナム中部・ホイアンに、観光客がほとんど知らないバインミーの屋台がある。

ベストな時期・時間帯

ホイアンを訪れるなら、11月〜2月の乾季が快適です。気温は25度前後に落ち着き、雨も少なく、夕暮れの路地を歩くには申し分ない季節感があります。一方で3月〜4月はまだ乾季の余韻が残りながら旅行者もやや少なく、屋台の前に並ぶ時間も短めです。

屋台が現れるのは毎日16:30頃から20:00頃まで。太陽が傾き、空が橙色に染まりはじめる17:00〜18:00のあいだがもっとも美しく、仕込みの煙とランタンの灯りが重なる「ホイアンの橙色の時間」を体感できます。週末は地元の常連客も増えるため、平日の夕方早めを狙うと落ち着いて注文できます。

路地の5つの顔

バインミー・フオン(Bánh Mì Phượng)

ホイアン旧市街でもっとも有名なバインミーの一軒として、長年地元客に愛されてきた店です。外はパリッ、中はふんわりとしたフランスパンに、自家製レバーパテ・チャーシュー・フレッシュハーブ・なます・唐辛子が層になって詰められます。アンソニー・ボーデインが訪れたことで国際的な知名度を得ましたが、地元の人にとってはそれ以前からの「ふだんの一食」です。行列ができても回転は速く、注文から受け取りまで3〜5分ほど。

地元の人は「ハーフ&ハーフ」と呼ばれる、具材を半分ずつ混ぜた非公式アレンジを頼む。「ミックスで、辛め」と伝えると本来の味に近づく。

路地裏の夕暮れ屋台(Xe Bánh Mì Hẻm Đèn Lồng)

ランタン通りから一本東に入った細い路地に、夕暮れとともに現れる手押し車の屋台です。店名の看板はなく、常連だけが知る場所として長年続いてきました。鉄板の上でバゲットを軽く焼き直し、その日の朝に仕込んだパテと地元農家から届くハーブを挟む工程は、すべて屋台主のおばあさんの手によるもの。煙と焼きたての香りが路地に広がる光景そのものが、ひとつの体験です。観光客向けのメニュー表はなく、指差しと笑顔で注文が成立します。

屋台の向かいに積まれた小さなプラスチック椅子は、地元の子どもたちが放課後に集まる指定席。椅子を借りて食べると、近所の人が話しかけてくれることがある。

ホイアン中央市場のハーブコーナー(Chợ Hội An — Gian Rau Thơm)

バインミーに欠かせないパクチー・ミント・バジルの束が、ここホイアン中央市場のハーブコーナーに朝から山積みにされています。屋台のバインミーに挟まれるハーブの多くはここから仕入れられており、市場を歩くことで「食材の源流」を辿ることができます。売り子のおばさんたちは早朝から活気があり、野菜の香りと人の声が混ざり合う空間は、旧市街とはまた異なるホイアンの日常です。

ハーブの束を買って屋台に持参すると、おばあさんが笑顔で追加してくれることがある(強制ではないが、地元流の楽しみ方)。

トゥボン川沿いのランタン売り場(Bờ Sông Thu Bồn — Hàng Đèn Lồng)

旧市街を南に抜けると、トゥボン川沿いにランタン売りの露店が並びます。夕暮れどきに屋台でバインミーを受け取り、川沿いを歩きながら食べるのが地元の若者の定番スタイルです。水面にランタンの光が揺れる時間帯と、バインミーを手に持つ時間が自然に重なります。観光地化された川沿いのレストランより静かで、ホイアンの空気をそのまま吸えるスポットです。

川沿いのベンチは数が少ない。ランタンが灯り始める17:30より少し前に場所を確保すると、光が増えていく様子をゆっくり楽しめる。

カオラウの老舗・ブア(Quán Cao Lầu Bà Buội)

バインミーと並んでホイアンを代表するローカルフードがカオラウです。ホイアンの井戸水で打ったとされる太麺に、チャーシュー・揚げた米の皮・もやし・ハーブを合わせたこの料理は、ここ以外では同じ味が出ないと言われます。夕暮れの屋台でバインミーを食べた後、少し腹に余裕があれば、締めの一杯として訪れたい老舗です。観光地価格ではなく、地元の人が日常的に通う価格帯を守り続けています。

夜の営業は席数が少ない。17:30の開店直後に入ると、仕込みたての麺と静かな雰囲気を両方楽しめる。

おすすめの動線

ホイアン旧市街は徒歩で巡れるコンパクトな町です。以下は夕暮れをメインに組んだ約半日の動線です。

予算・移動・予約

1日の目安予算(食事メイン):

移動:

予約:

知っておきたいヒント

旅の締めに

昼間のランタン通りとは別の顔を持つ夕暮れの路地に、何十年も変わらずそこにある屋台があります。観光地として整備されたホイアンの「表」ではなく、地元の人の日常がまだ息づいている「裏」の時間帯。バインミーのパンが鉄板で温められる音、漂うパクチーとチャーシューの香り、路地を抜ける川風——そのすべてがホイアンの「橙色の時間」を構成しています。次にホイアンを訪れる機会があれば、17:00前後にランタン通りの一本裏へ、ふらっと足を向けてみてください。きっと、見落としていたホイアンに出会えるはずです。

日記、続きます。

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